「ちむどんどん」黒島結菜が“カムカムの次”の重圧に打ち勝つために必要なこと
11日からNHK朝ドラ「ちむどんどん」の放送がスタートした。沖縄の本土復帰50年を記念したドラマで、舞台は50年前の沖縄本島北部のやんばる。主人公・比嘉暢子を沖縄出身の女優・黒島結菜(25)が演じる。
黒島といえば、NHKのお気に入り女優。2015年に「マッサン」で朝ドラ初出演を果たすと、同年の「花燃ゆ」で大河ドラマに初出演。17年、「土曜時代ドラマ」の「アシガール」で戦国時代にタイムスリップして足軽になってしまう女子高生役が当たり役となり、19年の大河ドラマ「いだてん」では日本初の女子テニスプレーヤーを演じた。20年の朝ドラ「スカーレット」では、主人公の夫に片思いする陶芸家志望の女性を好演した。
■課題は脱・優等生女優
それぞれ全く違うキャラを個性豊かに演じ、しっかりインパクトを残したが、黒島にはどうしても「優等生」「健全」のイメージがつきまとう。それ自体が悪いことではないが、殻を打ち破ることができるかどうかも今後の課題になりそうだ。