優勝ビスブラ、準優勝コットンともに 吉本“劇場芸人”がキングオブコントを席巻したワケ
10月8日に開催された「キングオブコント2022」(以下KOC)で、ビスケットブラザーズ(以下ビスブラ)が優勝した。ファーストステージは、審査委員長のダウンタウン・松本人志(59)が歴代最高得点となる98点をつけ、ファイナルステージとの合計点数も歴代最高の963点となった。
エントリー総数3018組の頂点に立ち、優勝賞金1000万円を手に入れた2人は、昨年9月、関西の若手漫才師の登竜門である「第51回 NHK上方漫才コンテスト」で優勝。
KOCで優勝が決定すると、ビスブラのボケ担当・原田泰雅(30)がMCのダウンタウン・浜田雅功(59)から“祝福のビンタ”が。浜田のビンタを受けた芸能人は売れるジンクスがある。翌9日には同局の生番組「サンデー・ジャポン」「アッコにおまかせ!」に出演し、爆笑問題や和田アキ子(72)らと共演。一流芸人の仲間入りをした様子だ。
そんなビスブラに冷や水を浴びせたのが、《準優勝のコットンのほうが面白かった》というツイッター投稿。コットンは合計点数944点で、ビスブラに大差をつけられたが、数々のお笑い雑誌に携わってきたエンタメライターの伊藤雅奈子氏も「コットンの演技力は非の打ちどころがなかった」と分析する。