苦節15年…ラストチャンスで勝ち取ったM-1!
でも、だからこそ金の使い方にはこだわってきました。実はM-1で優勝する以前から募金とかボランティアもしています。募金は「グッドネーバーズ・ジャパン」っていうNPO団体に毎年入れてますし、新宿公園の炊き出しにもボランティアで行ってました。
ずっと底辺に落ち続けていた時期に、これだけうまくいかないっていうのは自分に問題があるんじゃないか、ネタの面白さだけじゃなく人間的な“徳”を詰めていないんじゃないかって思うようになったんです。
その頃には離婚もしてましたから、じゃあこんなやつが誰の役に立てるのかって考えた時、もう世の中の役に立つしかない、そういう運命なんだって考えにたどり着きました。
(聞き手=常松裕明)