「元フジテレビアナの菊間千乃さんの転落事故を思い出します。98年、情報番組での避難器具の体験リポートで、高さ13メートルのビル5階から落ちて、骨13本を骨折。ICUで生死の境をさまよった。菊間さんは『何のために仕事をしていたんだろう』とベッドで悩んだと、打ち明けています」
菊間氏はフジテレビを辞めて司法試験に挑戦、弁護士として活躍している。テレビとりわけ民放バラエティーで横行するこうした企画は「いじめ体質」との見方が強まり、やめるべきとの意見が大勢だ。ケガを負ったタレントも、テレビ局に忖度(そんたく)して苦痛すらコメントできないでいるとすれば、まさにいじめではないか。