特撮映画が邦画を救う! “オトナが見る「仮面ライダー」”が秘める日本映画の新たな可能性
着ぐるみの怪獣が登場する映画では、宇宙人と人間の悪意が合体して生まれたヴァイラスキングが暴れる、石井良和監督の「特撮喜劇 大木勇造 人世最大の決戦」が公開中で直球の特撮映画も健在。この作品はアメリカのカンザスシティーアンダーグラウンド映画祭で最優秀映画審査員賞を受賞していて、特撮もののニーズが今も海外にもあることを証明した。これからの時代に特撮で何ができるのか。その模索の先に、新たな日本映画の可能性があると期待したい。
(映画ライター・金澤誠)