28年ぶりに赤信号劇団公演が復活! 3人とも柄にない役をやってます
年を経てくると当然昔の事は忘れられていく。ラサール石井がお笑い芸人出身だということも40代以上の人にしかわからず、ましてやコント赤信号という3人組だったなんて、若い人たちは全然知らない。
しかし当時いた3人グループで全員健在なのはほかにはシティボーイズぐらいしかおらず、今や珍しい存在になってきた。ここで3人で何かやらなければ、もう揃って活動することもないかもしれない。
何より結成当時からの3人の共通の友達、山岸くんの「もう一度、3人にしか出来ない間と笑いが見たいんだ」という熱い言葉に動かされ、長らく休止していた赤信号劇団を復活することにした。
第1回公演は1984年「マゼランブルー」(作=鴻上尚史、演出=川村毅)。劇場は下北沢ザ・スズナリ。出演は赤信号に、室井滋、日高のり子、近藤芳正、肥後克広。今見れば豪華だが、当時は誰一人有名ではなかった。
そこで今回はその時と同じスズナリに戻り、室井滋さんを再び呼んで、第14回公演「イメルダ」(作=三谷幸喜、演出=渡辺えり)以来、実に28年ぶりの公演となった。