NHK「どうする家康」…ジャニーズ4人出演の“メルヘン大河”でも視聴率10%キープのナゾ
そのまま失速していくかと思いきや、意外にも粘り強く視聴率10%台をなぜかキープし続けている。《日曜日にVIVANTが始まってから、「どうする家康」はますます影薄くなりました》《ネットでは、ギリギリ2桁にする姑息さを疑っている向きもある。連休中日でも、日曜劇場とは天と地ほどの開きがある》《めげずに見続けてきた父に、面白いの? って聞いたら、ついにつまらないって言ってた》と好評の意見を探すのが難しいほど、手厳しい感想が目立つ。にもかかわらず、なぜ視聴率10%台をキープしているのか?
「キープというよりジリ貧状態が続いているだけと見る方が正しいかもしれません。最初は面白かったが、急につまらなくなったなどであれば、急激な視聴者離れにつながりますが、要所要所で《思っていた大河と違う》《単純につまらない》という理由で、脱落した人が多かったため、ここまで来れば、もはや惰性で最後まで見続けようという視聴者しか残っていないのでしょう。大きく下落するほどのヤマ場もないため、10%が下げ止まりの基準なのかもしれませんね」(ドラマ制作関係者)
日曜夜に肩肘張らずに見られるメルヘン大河を、ちょうどいいと捉えている視聴者もいるのだろう。