著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

松嶋菜々子・反町隆史が結婚23年目で初共演 夫婦タレントは「CM業界の救世主」になる

公開日: 更新日:

 結婚23年目の松嶋菜々子反町隆史夫婦が「資生堂」の男性化粧品のCMで初共演。一説には「当初、木村拓哉の予定が性加害の問題で白紙に。代わって反町夫婦になった」ともいわれていた。「素の自分で演じるのが一番難しい」と言いながらも自然な夫婦の風が流れているように見えた。

 CMは夫婦関係がリアルに演出されるだけに注目度は高いが、その分、さまざまな意見も飛び交う。

「いい感じの夫婦」と好感度アップにつながることもあれば、逆に「今さら一緒に出て、嫌みね」と思われることもある。

「おしどり夫婦であることが前提。万が一、夫の浮気などスキャンダルが発覚すれば、ダメージは計り知れない」(芸能関係者)といわれるだけに、松嶋&反町に関しては問題なしとの判断だったはず。

 最近の夫婦のCM出演で思いつくのは3組。タレントのヒロミ松本伊代は日頃からお互いのことを公言する仲の良さがCMにつながった。漢方のCMに出演する俳優の原田龍二と元女優の愛はレアなケースだった。車中不倫が発覚して窮地に追い込まれた原田。事実を認め、平身低頭謝罪。夫の誠意が伝わり、夫婦仲に問題なしを証明するサポートに「家族愛」をテーマにする製薬会社が乗り出し夫婦をCMに起用する奇策だった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇