「ドラマのTBS」がオリジナル脚本で完全復活!実写化問題に直面する日テレとの明暗鮮明
さらに日テレと原作者とのトラブルが表面化したのは今回だけではない。原作者へのリスペクトの低さが、そのままドラマの質につながっていると言われても仕方がないほど、同じ過ちを繰り返してしまっている。
「過去にも清原果耶さん主演の『城塚翡翠』の原作者がドラマ制作側との実写化に対する意見の相違でトラブルになり、脚本家が降板するという『セクシー田中さん』と同様のケースが起こっていました。日テレが現在唯一好調といえるのはTVerお気に入り登録者が100万人を超えている『新空港占拠』くらい。オリジナル脚本ではありますが、ネタドラマとして盛り上がっているだけで、脚本の粗さへの指摘は多く、決してドラマとしての評価は高いとは言えないでしょう。フジテレビの月9『君が心をくれたから』も、《月9なのに暗すぎて辛い》とイマイチ伸び悩んでいるため、どうしても視聴者の評価が安定したTBSドラマに集中しているのかもしれませんね」(同)
オリジナル作品で勝負できる力量があってこそ、原作のある実写化ドラマも成立するのだろう。しばらくTBSドラマの一人勝ちが続きそうだ。