フジがNHK青井実アナ引き抜き…パックン、桐谷美玲も参入で「テレビ夕方5時戦争」が大乱戦に
タレントキャスターの競演も楽しみ
NHKの新番組「午後LIVEニュースーン」は、最新のニュースと全国の放送局を結んだ生活情報がメインになるという。
NHK・BSの大リーグ中継から大谷翔平の映像をたっぷり使えるのが強みだ。
「内容的にはどの番組もほぼ同じですから、あとはキャスターの人気にかかっています。藤井がいなくなって横一線というところでしょうか」(編集デスク)
夕方ワイドのもうひとつの注目は、女性キャスター対決である。インパクトでは「Nスタ」のホラン千秋の圧勝だが、「every.」の水・木曜担当で桐谷美玲が登場するというから、タレントキャスターの競演も楽しみだ。
局アナたちも、日によっては「Nスタ」を抜く「イット!」の宮司愛海アナ、その「Nスタ」の日比麻音子アナはスポーツ、バラエティーもこなす芸達者ならぬアナ達者だし、テレ朝の森山アナは玉川徹にいじられて、すっかりおじさんあしらいがうまくなってきた。鈴江奈々アナは「every.」10年目、「ニュースーン」は「ニュース7」元キャスターの池田伸子アナと、各局の次期エースたちがニュース・情報をいかにわかりやすく伝えるかを競う。
「視聴者はほぼ100%主婦層ですから、とにかく出演者のスキャンダルは致命傷。フジはそれで何度も失敗して、『イット!』の前番組は1年でつぶれ、いまだに低視聴率にあえいでいるわけです。違法・脱法行為はもちろん、不倫騒動やひんしゅくを買うような非常識言動でも、番組はたちまち沈没します。その意味では、夕方ワイドにとって最大のライバルは、文春砲かもしれませんね」とテレビ情報誌のデスクはにやりと笑った。
(コラムニスト・海原かみな)