中森明菜が完全復活へ!公式YouTubeで“顔出し歌唱”披露、変わらぬ美しさにファン歓喜
かつては奇行の数々も
明菜は80年代アイドルの筆頭格というだけじゃない。業界では数々の奇行でも知られた。
「打ち合わせの流れで飲んだとき、テキーラとか度の強いお酒をグイグイ飲んでいたのを覚えています。マイ・タバスコを持ち歩き、ふぐ鍋の締めにひと瓶、かけてしまう姿もあった。若く元気だったからでしょうけど、相当なストレスを抱えていたのでしょうね」と当時を知るテレビマンは振り返った。
デビューから数年後、「ファンの集い」で司会を担当した芸能リポーターの小柳美江氏はこう言う。
「もう大人気で、会場前には早朝からファンが詰めかけ、入りきれないほどでしたね。明菜さんは本番前、ご機嫌斜めでステージに出たくないと言い出して、スタッフの方がなだめ、わたしはアドリブでつないだのですが、異変を感じた観客がざわつきはじめた頃に登場した明菜さんはさすがの一言。明るくたのしいトークで沸かせ、歌いはじめた途端に、会場が明菜ワールド一色に染まっていったんです。新人とは思えない表現力、存在感に圧倒されたのを覚えています」
ステージの後は機嫌も戻り、元気に挨拶して会場を後にしたという明菜。ピカイチの才能にして、「マネジャーが1年に5人、いや7人代わった」「その時の機嫌次第で対応が違った」といったエピソードも数え切れない。私生活でも注目を集め、女性誌やワイドショーのトップが定位置であった。長い活動休止中は体調不良などで「そのまま引退か」との見方もあったが、それらを吹き飛ばす勢いの最新動画公開である。
「(活動休止中は)どのように暮らしていたのでしょうか。また、表舞台に返り咲くことへの思い、改めて歌うことへの思いもお聞きしたいですね」とは、平野氏。
「いまの明菜さんにまたお目にかかり、取材させてもらえたら」と、小柳氏。
ファンも芸能マスコミも皆、ナマ明菜を待ちわびている。