募金横領、旧ジャニ、セクシー田中さん問題…日テレ「24時間テレビ」が“三重苦”で打ち切り危機
その理由は2つあるという。1つは昨年10月期に放送されたドラマ「セクシー田中さん」の原作者である漫画家・芦原妃名子さんが急死した事件の検証発表が大いにこじれたことだ。
「まだまだSNSなどでは中途半端だという声が圧倒的。芦原さんの死にしっかりと向き合っていないという声が強いんです。バッシングの渦中にある日テレのチャリティー番組に出演することはリスクが大きいとみられています」(前出の芸能プロ関係者)
自社の創業者である故ジャニー喜多川氏による性加害問題が完全に解決していないS社はバッシングにナーバスになっているのだという。
更には「24時間テレビ」を取り巻くスキャンダルだ。昨年11月に日テレ系列局の日本海テレビ幹部局員がこともあろうにチャリティー募金を横領するという前代未聞の事件が尾を引いているという。
「8年近くも横領を繰り返していたんです。視聴者の善意を踏みにじる行為でチャリティー番組の関係者として絶対にやってはいけない行為です。最終的に日テレは全ての責任を日本海テレビに押し付け、6月の人事で幹部局員が日本海テレビに異動したが事件の根本的解決にはなっていない。いまや日テレ局員の左遷先が日本海テレビになっただけの話です。現在も日テレはこの事件に対し大々的な記者会見を開かずスルー状態になっています」(事情通)