「アッコにおまかせ!」存続危機 都知事選ミスリードで大炎上…和田アキ子には“75歳の壁”が
■視聴率は5~6%、ギャラも妥当な額だが…
現在、和田は74歳。長寿番組としては、87年の放送開始から37年以上続いたテレビ朝日系の討論番組「朝まで生テレビ!」が、地上波放送が終了し、10月からBS朝日へ移行すると報じられたことも記憶に新しい。司会の田原総一朗は90歳だ。また、今年3月に「サンデーモーニング」を勇退した関口宏は降板時、80歳だった。
その一方で、報道・情報番組系の司会者の勇退年齢を見てみると、小倉智昭が「とくダネ!」(フジテレビ系)を降板したのは73歳、ビートたけしの「新・情報7daysニュースキャスター」(TBS系)降板は75歳、みのもんたが「ケンミンSHOW」(読売テレビ、日テレ系)を降板したのは75歳(その後、一時的に復活)。
番組司会者も、どうやら「後期高齢者」と呼ばれるようになる“75歳の壁”があり、それを乗り越えれば、もうひと踏ん張り行けるというわけか。キー局編成関係者はこう話す。
「かつて2ケタあった『アッコにおまかせ!』の視聴率(世帯)は現在5~6%。しかし、これは日曜のこの時間帯にしては善戦しており、即座に打ち切り対象になるような数字ではない。いろいろ批判はあるものの、和田の発言がネットニュースでたびたび取り上げられることも視聴率的には奏功していると思います。和田のギャラも1本推定30万円程度で決して高額ではない。和田の気力や体調次第ですが、局はまだ行けるとみていると思います。しかし、いずれやってくる世代交代の波は避けられませんが」