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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

橋本環奈「おむすび」視聴率“12%台”も"高齢者切り捨て"のNHKには「心配無用」の想定内

公開日: 更新日:

■M1、F1層の視聴はむしろ増えている

 朝ドラファンの高齢者が逃げ出しても、視聴率が平均で3%強しか落ち込まないでいるのは、NHKの“若年層の取り込み”が成功しつつある証だと、この関係者は言う。

 例えば前作の朝ドラ『虎に翼』の最終週の視聴者層と『おむすび』を各種データで比較すると、M1層(20~34歳男性)及びF1層(20~34歳女性)の視聴は10%近く増えているという。一方、M3層(50歳以上男性)とF3層(50歳以上女性)からは《私たちの楽しみを返して!》とか、《朝ドラには不似合いな物語》と怒りや苦情の声も寄せられているという。

 NHKは、テレビを持たず、スマホやPCでネット配信のみを利用する場合の受信料を、地上波契約と同額の税込み月1100円にすることを、24~26年度の中期経営計画の修正案に盛り込む方針。若年層を取り込み、高齢者と距離を置こうとするNHKの戦略は果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。

   ◇  ◇  ◇

「おむすび」は主人公・米田結が高校卒業後に管理栄養士の専門学校に通うべく神戸で暮らす「再びの神戸編」あたりから回復するのでは…という見方もある。●関連記事の【もっと読む】【あわせて読む】では2人の救世主にスポットを当てている。

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