【きょうの朝ドラおむすびにモヤっと】藤原紀香(小百合先生)が消えた! 頼みの綱は情報ツウの看護師・桑原か
第18週「おむすび、管理栄養士になる」#88
【朝ドラのツボ!】
結(橋本環奈)は、栄養科長の塚本(濱田マリ)からNST(栄養サポートチーム)の仕事ぶりを見るよう勧められ、そのメンバーと面会する。
チームには管理栄養士のほかに、医師の松崎(永野宗典)、看護師の桑原(妃海風)、言語聴覚士の杉沢(犬飼貴丈)、薬剤師の篠宮(辻凪子)がいた。チームはさっそく対象患者の回診に向かい、結はついていく。
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【本日のモヤっと】
紀香が消えた!
※※以下、ネタバレあります※※
結の勤務する大阪・新淀川記念病院のことでモヤモヤしていることがひとつ。それは、結が管理栄養士を目指すきっかけになった、憧れの人・西条小百合の存在です。
そもそも、大阪に病院がいくつあるか知りませんが、かつて入院した病院に、管理栄養士として雇われるというのもなかなかレアなことではないかと思うのです。病院が1つしかないなら別ですが…。
で、例によって、なぜこの病院で働くことになったのかについては一切語られることなく、管理栄養士4年目の結を見せられているわけです。
そこで気になって仕方がないのが、西条小百合がどこに消えてしまったのか、ということ。憧れの西条先生、いや、紀香がいないことへのどうしようもない違和感。その存在がまるっとなかったことにされてしまっているという事実に釈然としません。
あれから8年。もう退職されたのでしょうか。まだまだ現役でやっていて、なんなら栄養科長になっていてもおかしくないはず。なのに、紀香ではなくそこにいるのは濱田マリって…。
いまのところ、看護師の桑原美和(妃海風)がウワサ好きで病院のあらゆる情報をつかんでいるという設定なので、彼女の口から西条小百合の話が出てくることを待つしかありません。
(桧山珠美/TVコラムニスト)