(13)認知症について調べ、取るべき行動を探ろうとしたが…

公開日: 更新日:

 認知症と診断された直後に熱中症で倒れ入院してしまった母。退院からS認知症専門医院での診察までの10日間の空白期間を、叔母たちが順番に実家に通って面倒を見てくれることになった。

 ありがたく思いつつもコロナ禍で東京にいて熊本の実家に行くこともできず罪悪感に追い詰められた私は、せめて認知症について詳しく調べ、自分がこれから取るべき行動を探ることにした。

 まずは「認知症」とネットで検索するところから始めてみた。しかし、どのサイトを見ても認知症に関してほぼ同じ説明が書いてあり、得られる情報は実にわずかだということがわかった。

 認知症にはアルツハイマー型認知症、血管性認知症、レビー小体型認知症といったタイプがあり、最も知られているのはアルツハイマー型で、全体の約7割を占めるという。一般的に、認知症というと、記憶力の低下から始まり徐々に判断力が低下してゆくこのタイプをイメージすることが多いだろう。しかし母は認知症の中でも1~2割と少ないレビー小体型認知症と診断されており、情報もあまり得られなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 2

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  3. 3

    協会肝いりゲームアプリ頓挫の“張本人”は小林浩美会長…計画性ゼロの見切り発車で現場大混乱

  4. 4

    長山藍子のおかげでわかった両眼のがんを極秘手術

  5. 5

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    なぜ姉妹曲「2億4千万の瞳」と売り上げで3倍もの差がついてしまったのか

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  4. 9

    「あの無口な少年が…」佐野海舟の下半身醜聞に母校関係者は絶句、その意外すぎる評判

  5. 10

    高石あかりって誰?→「御上先生」で知名度爆上がり 次の次の朝ドラヒロインの魅力は「アポロの歌」でも“予習”可能