マザコン夫かも？ 何かと義母を誘いたがるのが嫌すぎる（相談者：マザコン夫の妻さん）
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さて、今日その扉を開く相談者は…、このかたです！
【34歳女性・マザコン夫の妻さん】
「夫がマザコンかもしれません。結婚当初から今までの6年間ではマザコンっぽいところはまったくなかったのですが…、4カ月ほど前に、義実家の近くに転居をしてから状況が変わりました。
今は義実家と車で10分ほどの距離です。週末に家族で出かけようとすると、夫は必ず『母さんも呼ぼうか』と言い出して、私の返事を待たずに義母に電話をしてしまいます。
だから家族でのお出かけがほとんどなくなり、常に私たち家族と義母とでワンセット。子どもが双子でまだ小さいから、義母が来てくれればそれはそれで助かる面もありますが、私は家族だけで出かけたい日もあるんです。
夫本人にマザコンなの？ って聞いたら、真顔で否定されました。
義実家の近くに家を建ててしまったので、すぐに引っ越しもできません。私はどうしたらいいのでしょう。
このまま夫と結婚を続けて、マザコンである夫を受け入れるしかないのでしょうか？」
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う〜〜ん…。ごめんなさいね、あなた、ちょっと神経質すぎるんじゃないかしら？ 気にしすぎじゃない？ そんなに大問題かしら？
相談内容を聞いている限りでは、特別に問題があるようにも感じないし、夫がしている行動もマザコンと呼ぶほどでもないんじゃないかなって感じるわ。
双子の子育てが大変な時期みたいね？
夫は子育てを手伝ってもらう意味で母親を呼んでいる可能性が高そうよ。それをあなたが気にしすぎているような雰囲気が強いのよね。
えーっとね…、カードを見ても、あなたたち夫婦を象徴する位置に「家」が出ているのよ。
家族の結びつきや家庭そのものを示すカードだから、この問題の本質は特に問題がないと読み取っていいでしょうね。
夫にとっては自然なこと
ちょっと厳しいことを、あえて言わせてもらうけれど。同居をしているわけでも、同居の話が出ているわけでもないんでしょう？
近居で子育てに協力してくれる義母がいるなんて、双子を育てているならなおのこと、むしろ「ありがたい環境」なんじゃないかしら？
えっとね、あなたに限った話ではないのだけれど、ここ最近ではすぐに「ハラスメント」だの「マザコン」だの「モラハラ」だのって、自分が気に入らないことがあると、すぐ大騒ぎする人が増えている気がするのよね。
そりゃあ気に入らないことがあれば、自分を正当化してなんとか相手を打ち負かしたいって思うのは自然だけれど、そんなに何でもかんでも悪いように定義付けして相手の行動をジャッジする必要なんて、本当にあるのかしら？
仮にね、夫がマザコンだったとしても、この程度ならいいじゃない。母親にべったりで家庭をないがしろにするなら問題だけれど、そういう類じゃないみたいだし。
もともと夫は、祖父母とも身近な環境で育ったって出ているわよ。だから子育て中に母親のヘルプを求めるのも、夫にとっては自然なのかもしれないわ。
それをマザコンなんて定義したら、むしろかわいそうかもしれないわね。
私は昭和の古い人間だからかもしれないけれど、最近は核家族ばかりで祖父母との接点が極端に少ない子どもが増えているし、そういう視点から見れば、むしろいいことのように思えるくらいだわ。
大丈夫、今の状況に慣れてくるから
あのね、こういう家族の問題は、どんな結婚生活でも環境が変わるごとにたびたび起こるのよ。それをいちいち相手の行動を責め立てて思い通りにしようとしても、だいたいうまくいかない。
あなたたち夫婦はね、夫はおおらかなタイプで、あなたは思い詰めるタイプみたい。だから同じ事象に対しても、捉え方や受け止め方がかなり違うのよね。
夫は親よりも自分の家族優先だから、大丈夫よ。実家は家族の次ってちゃんと線引きできている様子がカードの並びから読み取れるし、あなたは気にしすぎないほうがいいんじゃない？
大丈夫よ、そのうちに今の状況に慣れてきて、あなた自身も義母に今より上手に甘えることができるようになるから。
夫がマザコンだと目くじらを立てるんじゃなくて、あなた自身も義母に可愛がられるように努力したほうが幸せへの近道よ。
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七色先生の愛がこもったアドバイス、いかがでしたか？ 心に染み入りましたか？
次回も悩める人たちの誰にも言えないお悩みを、ビシッと解決してもらいましょう！
（※）＜ルノルマンカード＞とは
18世紀に活躍していた歴史上有名な占い師であるマダム・ルノルマンの占いから生まれたカードで、トランプが起源です。
日本では、タロットカードやオラクルカードに比べると知名度が低いものの「ルノルマンのほうが当たる！」と根強いファンも多く、それぞれのカードに数字が割り当てられていることから、日にちを占うカードとしても適しています。
複雑な展開法の解釈には高度なテクニックも必要ですが、展開されたカードの「正位置」や「逆位置」は問いません。
（七色翡翠／占い師）
