飲酒、窃盗…不肖の弟に振り回され続けた後藤真希の不運
―2002年9月―
つんくが「10年に1人の逸材」と絶賛し、13歳の若さで「モーニング娘。」のセンターに抜擢された後藤真希。実弟のユウキもソニンらとユニット「EE JUMP」を結成、タレントとして活躍した。しかし、ユウキは次々とトラブルを起こし、弟に足を引っ張られる形になった後藤も2002年9月にモー娘を卒業して、11年には芸能活動の無期限停止にまで追い込まれた。
ユウキは姉のデビューから1年後の2000年10月に14歳でデビューした。当初「ゴマキの弟」として話題を集めたが、仕事が軌道に乗り始めた01年8月、イベントの仕事をすっぽかし、プチ家出する騒ぎを起こした。所属事務所は「精神的に参っている」と半年間の休業を発表。
しかし、スキャンダルはこれにとどまらず、復帰後間もない02年4月には、歌舞伎町のキャバクラに出入りする姿が写真週刊誌にキャッチされてしまった。客の証言によると、ユウキは周りの目を気にしながら、帽子も取らずにVIPルームでハウスボトルのウイスキー水割りを作ってもらって、出されるままに飲んでいたという。