ピエール瀧は“見せしめ逮捕”か 芸能界に薬物汚染の連鎖
「ここ数年、六本木周辺のクラブなどでドラッグを売りさばく外国人の摘発が相次いでいて、日本の売人と相まって蔓延の兆しが指摘されていました。背後に密売組織の存在も見え隠れしているようです。2020年東京五輪へ向け、取り締まり強化が言われているし、瀧容疑者は見せしめ逮捕という側面もあるのではないか」(前出の週刊誌記者)
芸能界とドラッグ。コカイン禍では過去に俳優の故・勝新太郎、女優の高部あいらが逮捕されている。海外に目を向ければ、デビッド・ボウイ、チャーリー・シーン、パリス・ヒルトンら、数え切れないほどで、古くは解散した人気バンド、モトリー・クルーのメンバーらが常習していたとされる。映画「スカーフェイス」など、コカインの白いラインを鼻から吸引する場面は何度も描かれてきた。
「キメてハイになると、頭が冴えて創造力がアップするとか、セックスするときに使うというのは有名な話。常習者は鼻水が出やすくなったりするらしい」(前出の週刊誌記者)
有名芸能人はドラッグの売人たちに上客と見られ、狙われやすいとの説もある。金持ちで、払いが良い上、口が堅く、顧客になると、長く儲けられる。芸能人も安易に手を出して捕まったりしないよう入手先には気を配る。そのため信頼できる紹介者やコネクションを求め、かくして密売ルートが構築されていくようだ。