大政絢&篠田麻里子“濃厚キスシーン”に隠されたNHKの目論み

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 大政絢(28)と篠田麻里子(33)の濃厚なキスシーンに、ネット上では〈NHKとは思えない〉〈もっと見たい〉〈NHKありがとう〉などと反響が大きいようだ。

 5月3日に放送された長谷川京子(40)主演のNHKドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」(金曜夜10時~)の話。

「ドラマではフィットネスジムのトレーナー役の大政とレズビアンでスタイリスト役の篠田が恋仲に。第3話の約40秒のキスシーンは圧巻でドキドキしましたね。あっけにとられた視聴者も少なくなかったでしょう。その後も2人のキスシーンがあり、SNS上では盛り上がっていましたよ」(テレビ誌ライター)

 最終話(21日)に向けて視聴者のボルテージは上がっているようだが、「NHKの戦略に見事にはまりました」と言う放送ジャーナリストの小田桐誠氏がこう続ける。

「大政さんと篠田さんのキスシーンは若者から受信料を徴収する戦略の一環ではないでしょうか。若者からの徴収は数十年前からのNHKの課題。そのために近年は若者に歩み寄った番組作りが顕著です。1994年から16年間放送された『週刊こどもニュース』は子供から中高生までをカバーした番組構成でした。2008年に放送されたドラマ『バッテリー』(あさのあつこ原作)ではジャニーズの中山優馬を主演に起用、最近のEテレ(教育番組)では吉本の芸人やジャニーズを多用するなど、さまざまなアプローチで若者に近づこうとしています。今回のキスシーンが若者の間で話題になったのは、NHKからすると、しめしめでしょう」

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