著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

闇営業問題で揺れる吉本と社長入院で激震のジャニーズ

公開日: 更新日:

 本来、芸能プロ社長は黒子に徹し、決して表舞台に出ることはない。ジャニー氏も黒子に徹して半世紀。男性アイドルに特化した形で発掘、育成。スターをつくってきた。その輝かしい実績は「ジャニー氏は誰もが認める特別な人」と業界内でも畏敬の念で見られている。

 ジャニー氏がメディアに出ることはほとんどない。いまだにジャニー氏の姿を見たことのない芸能記者もいるほどだ。ジャニー氏の話は親しい人を介して伝わってきていた。アイドルのつくり方を象徴するこんな話がある。

「普段はどこにでもいるようなオジさん。歌も踊りも専任に任せていますが、日頃から一緒にファミレスに行くなどして個々の魅力を見いだしている。それをどう組み合わせてグループにするか、その才は誰も真似できない」(テレビ関係者)

 ジャニー氏はタレントにとって事務所のトップに君臨する社長。近寄りがたい存在のはずだが、ジャニーズは違う。ジュニア時代から積み重ねた父と子のような強い絆がある。近年、タレントがテレビでジャニー氏の話をネタにすることができるのも、親しみやすい関係が根底にあるからだ。ジャニー氏がタレントを呼ぶとき使う、「ユー」は誰もが知る言葉になった。表舞台に出ずとも、日本一有名な芸能事務所社長のジャニー氏。某芸能プロ幹部に改めて聞いた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 3

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  4. 4

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  2. 7

    オリ1位・麦谷祐介 暴力被害で高校転校も家族が支えた艱難辛苦 《もう無理》とSOSが来て…

  3. 8

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議