元グラドル・小林礼奈が芸能界「枕営業」の実態を暴露…関係者用“一晩の値段”も

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■人を見せ物として稼ぐ

 一方、ビートたけしこと北野武(76)は、15日に行われた最新作映画「首」の記者会見で、「はじめまして、ジャニー北野川です(笑)」とブラックジョークで登場。芸能界のこうした実態について「昔は猿回しっていうのがありましたけど、芸能の仕事というのは、奴隷ではないけど、商品として人間を扱って、見せ物としてお金を稼ぐ商売が芸能界だっていう昔ながらの習慣が残っているので。自分たちもお笑いの世界に入ったけど、日本の芸能界は、最近はよくなったけど、昔からひどいもんだと思っていました」と語っている。

 人を人とも思わない「枕営業」の実態について芸能担当記者はこう話す。

「ありますよ、実際。特にグラビアやモデルの世界はひどい。タレントの卵に“パパ探し”も兼ねて事務所が経営している実質的な売春クラブで働かせたり、関係者用に“一晩の値段”があって、枕営業を斡旋している事務所もあります。局や代理店の有力者との会合に参加させ、『わかってるよね』と本人にプレッシャーをかけていた大手事務所のマネジャーもいました。ただ今はこういう時代なので、かつてよりは減っているかもしれませんが」

“商品として人間を扱い、見せ物としてお金を稼ぐ商売”だった芸能界の悪しき伝統が、旧ジャニーズの性加害問題や枕営業の温床になっていることは間違いなさそうだ。

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