インフルやノロの季節でも…手を洗いすぎると病気になる

公開日: 更新日:

「この常在菌を殺したり洗い流してしまうと、皮膚には弱酸性の膜がなくなり、さまざまな病原菌が入り込みやすくなります。皮膚の角質が剥がれてもろくなり、アレルギー物質が侵入してアトピー性皮膚炎も起こしやすくなる。また、水分が抜けてドライスキンになり、皮膚の表面がザラザラになります。そうなるとさらに病原菌がつきやすくなり、感染症の原因になる黄色ブドウ球菌だらけになってしまうケースもある。カビなどの真菌も付着しやすくなります。常在菌が作り出す酸が肌をしっとりさせたり、病原菌から守ってくれているのです」(藤田氏)

 風呂に入って石鹸やボディーソープを使うと、1回で90%の皮膚の常在菌が洗い流されてしまう。若者は12時間で常在菌の数が元に戻るが、中高年は20時間かかるという。一日に何度もゴシゴシ手を洗っている人は、常在菌をどんどん減らしているのだ。

■石鹸やハンドソープは必要ない

「手の常在菌は抵抗力が強いので、元に戻るまでの時間は短くなります。それでも、石鹸やハンドソープを使って頻繁に手を洗っていると、常在菌はいなくなってしまう。病原菌を洗い流すために手洗いは有効ですが、水で洗い流すだけで十分です」(藤田氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  2. 2

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  3. 3

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  4. 4

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  5. 5

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  1. 6

    下半身醜聞ラッシュの最中に山下美夢有が「不可解な国内大会欠場」 …周囲ザワつく噂の真偽

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 9

    “下半身醜聞”川﨑春花の「復帰戦」にスポンサーはノーサンキュー? 開幕からナゾの4大会連続欠場

  5. 10

    フジテレビ第三者委の調査報告会見で流れガラリ! 中居正広氏は今や「変態でヤバい奴」呼ばわり