従業員半減で不調倍増…おさえておきたいうつ病必須知識

公開日: 更新日:

「同僚や部下のうつ病サインを見逃さないためのポイントとして、残業45時間以上をひとつの目安にし、『仕事のパフォーマンスが落ちた/ミスが多くなった』『明らかに食欲が落ちている』のどちらも見られるようなら、うつ病が疑われます」

 最近は“典型的なうつ病(メランコリー型)”より、“一見では分かりにくいうつ病(非定型)”が増えているので、うつ病サインでよくいわれる「抑うつ気分」「意欲・気力の低下」「興味の喪失」などは周囲から分かりにくい。家族ではなく、会社の仲間ならなおさらだ。

「しかし、仕事のミスなどは目立ちますし、食の進み具合も比較的チェックしやすい。この2点があるようなら、会社に産業医、保健師、衛生管理者がいるなら彼らへ、いないなら心療内科医や精神科医への相談を勧めた方がいいでしょう」

■復職後のポイント

「休んでいた分を取り戻さなければ」とシャカリキになるのは厳禁。うつ病を再発しかねない。

 山田教授が10年以上産業医を務めている製造業では、試行錯誤の末、復職後のうつ病再発を回避するためのプログラムを次のようにした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主