皮膚の新陳代謝が10倍に 乾癬新薬「セクキヌマブ」の実力

公開日: 更新日:

 来年以降、今回の新薬のセクキヌマブと同様の「乾癬に特化した薬」が続々と登場する予定だが、専門家はやはり「安全性が上回り効果は同等、あるいは安全性も効果も同等だろう」という見方をしている。

 江藤副院長が何より強調するのは「早期発見、早期治療」だ。

「皮膚に発疹が出て、かさかさ赤くなり、皮がむけてきたら、湿疹やかぶれだと思わず、すぐに皮膚科専門医を受診してください」

 皮膚科を標榜していても、専門医でなければ脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎と誤診されることもある。くれぐれも「専門医」を。

▽新薬が適用になるのは?
 新薬セクキヌマブは、従来の尋常性乾癬に対する生物学的製剤と同じく、ほかの治療が副作用などで使用できない場合に使われる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議