米で話題 キツツキの脳研究で人間の「脳震盪」が防げる?
さらにベイルズ医師は、脳振盪を防ぐ方法がもっと自然界に存在しているはずだと言います。たとえば「キツツキ」は、1日に1万2000回も激しく木を突っつくのに、脳にはまったく異常が生じません。キツツキを研究することで、人間の脳振盪が防げるかもしれないというのです。今後の研究の展開が見逃せません。
▽シェリーめぐみ ジャーナリスト、テレビ・ラジオディレクター。横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。