不快指数もメンタルに影響 「梅雨うつ」は早めに徹底予防

公開日: 更新日:

「気持ちを明るくしたり、やる気を高めたりする作用がある神経伝達物質『セロトニン』は、日光を浴びることで生成されます。セロトニンが不足すると、気分が落ち込んだり、うつ症状が表れやすくなったりします。また、夜になるとセロトニンをもとに、睡眠ホルモンである『メラトニン』が作られます。セロトニン不足は睡眠不足にもつながるため、うつ症状の原因になるのです」

 一年で最も多くメンタル不調を訴える患者が増えるのは、3~5月の春の季節だという。気候の急激な変化と、職場などの環境の変化によって、強いストレスを受けるからだ。

 そうしたさまざまな変化を乗り越え、やっと精神的な疲労が回復して一段落ついたタイミングで、今度は環境の不快指数がアップして“梅雨うつ”に見舞われる。悪化する前にしっかり対策を講じておきたい。

■自律神経と睡眠を整える

「高温多湿の環境は、それだけでストレスや疲労が蓄積されます。産業医の立場でオフィスの環境をチェックする時は、湿度を40~60%程度に保つよう指導しています。エアコンのドライモードをうまく使って、快適に感じる湿度をキープするようにしてください」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  5. 5

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    ダウンタウン「サブスク配信」の打算と勝算……地上波テレビ“締め出し”からの逆転はあるか?

  3. 8

    1泊3000円! 新潟県燕市のゲーセン付き格安ホテル「公楽園」に息づく“昭和の遊び心”

  4. 9

    永野芽郁と橋本環奈…"元清純派"の2人でダメージが大きいのはどっち? 二股不倫とパワハラ&キス

  5. 10

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ