塗り薬登場で劇的進化 ニキビ肌は「皮膚科」で治す時代

公開日: 更新日:

 思春期や20代のころ、ニキビ肌に悩まされた人は多いだろう。いま、ニキビ肌の治療は、私たちがニキビ肌のピークだったころと比べ、大きく進化している。

 10年前まで、ニキビで皮膚科を受診する人は1割程度だった。

 受診しても、「皮膚科でニキビが良くならない・治らない」というマイナスの感想を抱かれた人がほとんどではないだろうか?

「当時は抗菌薬と抗生物質くらいしかニキビの薬がなく、皮膚科でのニキビの治療手段は非常に限られているのが実情でした。正直、確かに皮膚科でニキビを治療するのは困難だったのです」

 こう話すのは、ニキビ治療に力をいれる「かくた皮膚科クリニック」の角田美英院長だ。

■痕残らず、新たにできるのも防ぐ

 ニキビ治療に大きな変革が訪れたのが、2008年。これまでとは作用機序が違う画期的な塗り薬、「ディフェリンゲル」が登場したのだ。レチノイド製剤と呼ばれるもので、有効成分が顆粒細胞から角質細胞になるのを抑制して、ニキビを予防・治療する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主