著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

米の大学が開発 自分で貼れるインフル予防パッチの注目度

公開日: 更新日:

 アメリカでは、年間1万2000人がインフルエンザで亡くなっているといわれます。しかし、インフルエンザの予防接種を受ける成人は4割に過ぎません。

 そこで、もっと手軽に予防接種を受けられるようにと開発されたのが、「マイクロニードル」による予防接種です。

 それは、バンドエイドのようなものに微小な針=マイクロニードルが100個敷き詰められた“予防パッチ”。腕の手首に近い部分に貼ると、20分間で針に含まれたワクチンが肌に浸透する仕組みです。

 ジョージア工科大学で開発が進められ、このほど臨床実験が行われました。100人の被験者は、パッチで予防接種を受けるグループと、注射のグループに分けられ、28日後にその効果を比較。すると、パッチのグループの抗体レベルは、注射のグループとまったく変わりませんでした。

 パッチを貼ったグループは、医療従事者が貼った人たちと、一般のボランティアが貼った人がいましたが、効果に違いはなかったとのことです。

 貼った部分の肌が荒れるなどの副作用はあったものの、今後は実用に向けてもっと多くの被験者で臨床実験を繰り返し、改善していきたいと研究者は話しています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動