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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

関東の私立医科大は7つ 全病床数最大は埼玉医大の2641床

公開日: 更新日:

<表>に示したとおり、すべての大学が3ないし4個の付属病院を持っています。リストの先頭の病院が「本院」と呼ばれるものです。国から特定機能病院に指定されるのは、普通は本院と決まっています。狭い意味での「大学病院」にあたります。

 付属病院の全病床数の最大は、埼玉医大の2641床です。次いで慈恵会医大、東京女子医大、日本医大、独協医大、東京医大、聖マリ医大の順。最少の聖マリ医大は1812床しかありません。ただし川崎市立多摩病院(367床)の指定管理者になっています。川崎市が開設した病院ですが、管理・運営の一切を聖マリ医大に丸投げしています。その意味で同大学の付属病院のようなもの。事実、同大学の事業報告書では、他の付属病院と同格に扱われているのです。

【連載】決算書でわかる有名病院のフトコロ事情

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