子宮頸がん克服 ドラマー小林香織さんが説く検診の重要性

公開日: 更新日:

 それまで「定期的にがん検診をしましょう」というCMを見ても、どことなく他人事だったんです。でも、不正出血があったりして「病院に行こうかな」と思っていたタイミングで区のがん検診のクーポンが届き、受診してみようと思いました。2011年5月のことです。

 細胞診前の内診では、「ちょっと炎症がありますね」と言われ、抗菌薬を処方されました。「悪い病気ではなかったんだ」とホッとしました。でも、数週間後に再検査の通知が届き、区内の総合病院を受診したところ、「子宮頚がん」と診断されたのです。

 先生は「円錐切除術で2週間ほどの入院になるでしょう」とおっしゃいました。しかし、子宮頚がんという病気についても、円錐切除術についても、何も分からない状態で……。

 子宮頚がんは、子宮の入り口、頚部に出来るがんで、ほとんどの場合、ヒトパピローマウイルスというウイルスによって発症します。性交渉によって男性から感染するのですが、性交渉を経験した約80%の女性が一度は感染するといわれているそうです。そのうち90%は自然に消滅し、子宮頚がんにまで進行するのはごく一部なのですが、それでも多くの女性が罹患する可能性があるのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主