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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

先祖の人種を自宅で簡単チェックできるキットが米で大人気

公開日: 更新日:

 家庭で自分のDNAを採取すると、先祖の人種がわかるというホーム・テスト・キットが大ブレークしています。

 特に昨年は人気急上昇で、1年間にテストを受けた人の数がそれ以前の年の合計の2倍に。

 これまで実に1200万人、アメリカの大人の25人に1人がDNAによる自分の人種構成を知っていることになります。

 やり方はとても簡単で、綿棒で口の中をこすってそれを送るだけ。結果は2週間ほどで送られてきます。気になるお値段ですが、最大手の「Ancestry.com」(アンセストリー・ドットコム)は1万1000円、病気リスクもチェックしてくれる「23&ME」(トウェンティスリー&ミー)が2万2000円とお手頃です。

 会員になれば豊富なデータベースにアクセスし、先祖や同族を探せるサービスもあります。昨年のクリスマスの人気ギフトとしても注目を集めました。

 しかし、なぜアメリカ人は自分のルーツ探しにこれほど夢中になるのでしょうか? 日本人として生まれた人なら、自分の先祖が日本人以外では……と疑う人はそういないでしょう。しかし、多人種多民族の国アメリカではそうはいきません。

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