著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

ゲノム編集を施した皮膚片移植で肥満と糖尿病にオサラバ

公開日: 更新日:

 実際の治療には、患者自身の幹細胞から作った皮膚片を移植することになるので、拒絶反応の心配はありません。うまくいけば、別のホルモンの遺伝子を使って、脂質異常症や高血圧低血圧の治療も可能になるでしょう。

 日本では、そうした直接的な治療法よりも、健康食品的な農作物の開発が好まれています。なかでも筑波大学で開発された、ガンマ―アミノ酪酸(GABA)を豊富に含んだトマトが、マスコミ等に大きく取り上げられました。GABAは精神的なストレスを緩和し、血圧を下げる物質として知られています。サプリメントのほか、最近ではチョコレートなどにも添加されています。

 キノコやカカオなどの細胞内で合成されますが、トマトにも少量のGABAが含まれています。筑波大の研究チームは、トマトの実が、より多くのGABAを合成できるように、遺伝子をゲノム編集したのでした。できたトマトは、通常の15倍ものGABAを含んでいるといいます。毎日1個食べれば、血圧管理には十分だそうです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

  4. 4

    柴咲コウの創業会社が6期連続赤字「倒産の危機」から大復活…2期連続で黒字化していた!

  5. 5

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  1. 6

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 7

    世耕弘成氏「参考人招致」まさかの全会一致で可決…参院のドンから転落した“嫌われ者”の末路

  3. 8

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  4. 9

    「フジテレビ問題」第三者委員会の報告会見場に“質問できない席”があった!

  5. 10

    「Nスタ」卒業のホラン千秋にグラビア業界が熱視線…脱いだらスゴい?