チェスは認知症の発症率を7割下げる 脳が若返るゲームとは
オンライン麻雀で認知機能アップ
麻雀や将棋などはスマホやパソコンなどでもできる。電車内で楽しんでいる人もいるだろう。
では、リアルで対戦するのとネットで対戦するのとでは、認知機能には違いがあるのか。
ゲームソフト会社「シグナルトーク」は、日常的にオンライン麻雀ゲームをやっている男女484人を対象に脳の認知機能との相関関係を調査。ゲームをやっている人は、一般の人に比べて、「視覚性注意力」「短期記憶」「エピソード記憶」が上回っていて、年齢が高くなるほどそれぞれの数値が良かったという。
視覚性注意力は、物事を処理するときに視覚情報をチェックする能力。短期記憶は、パッと見て20秒ほど保持される記憶。エピソード記憶は、宣言的記憶の一部でイベントの記憶を指す。
ゲーム会社の調査だけに多少バイアスはあるだろうが、その結果は6年前の日本早期認知症学会で発表されている。ゲームでも、一定の効果はあるとみていいだろう。
認知機能については、ネット上で測定できる「脳測」を使用。35歳以上を5歳区切りで分析したという。