手のひらに汗をかきがち… 多汗症はどこからが治療対象か

公開日: 更新日:

 衣類は熱の発散を妨げないものを選ぶ。特に下着は通気性、吸水性、速乾性に優れた綿素材がお勧めです。食事では、熱の生産量が高い肉類を控えめにする。汗の量を抑えることができます。

 また、山芋や里芋などのムコ多糖類を多く含む食品も汗の量を抑えるのに役立つといわれています。

 手のひらやワキの下など局所の多汗症ではなく、全身に多量に汗をかく全身性多汗症では、甲状腺機能亢進症や糖尿病(低血糖)、更年期障害、褐色細胞腫、服用している薬などが原因となる場合も。原因に対して治療する必要があります。

 異常な多汗を感じたら、皮膚科や内科の診察を受けましょう。

(国際医療福祉大学熱海病院検査部・〆谷直人部長)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭