糖尿病で移植 南部虎弾さん「ボクは腎臓を3つ持っている」

公開日: 更新日:

 オーストラリアに行ったら、会場付きの医師が「こんな状態じゃ出演させられない」と言い出し、しまいには「切断」されそうになったので、慌てて翌日帰国した……なんてこともありました。

 その後はインスリン注射をしながら過ごしていたんですが、2017年のある日、自宅の部屋で呼吸ができなくなって救急車で運ばれました。どうやら肺に水がたまっていたようで、気づいたら酸素マスク状態でした。

 東京女子医大で精密検査をすると、心臓の血管が細くなっていたため、即心臓のバイパス手術をすることになりました。人工透析へと話が傾いていったのは、その辺りからです。術後、血中のクレアチニン値がほぼ人工透析レベルになってしまいました。

 でも週に3日、何時間も拘束される人工透析が始まればパフォーマンスに影響するし、地方営業もできなくなる。尿はまだ出ていたので、ボクはずっと「嫌です」と言い張っていました。毒素が体に回るのか、体中がものすごくかゆかったんですけどね。

■諦めかけたとき奇跡のように手術のゴーサインが出た

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差