糖尿病で移植 南部虎弾さん「ボクは腎臓を3つ持っている」

公開日: 更新日:

 手術は3時間ほどでした。カミサンと並ぶようにしての同時手術です。気づいたら一般病棟の病室だったので、手術自体はそれほど難しいものじゃなかったんだなと感じました。もっとも、腎臓が本当に合ったかどうかわかるのは、術後1週間目ぐらいとのことでした。しばらくは血液融合剤が効いているので、それが切れる頃が峠なんだそうです。

 今年の5月28日に移植手術を受けて、拒絶反応もなく7月ぐらいにはボチボチ仕事復帰しましたから、綱渡りのような細い可能性の中でも腎臓移植は成功でした。

 日本は臓器移植に対してあまり明るいイメージがないですよね。でも、30万人も人工透析を続けている人がいるそうです。腎臓は1つあれば十分に働くといわれます。自分が当事者になってみて、初めて今の世の中の臓器移植への意識が変わって、ドナーの数が増えることを願うようになりました。

 つくづくカミサンに感謝です。ボクが病気になって、カミサンはニコニコしてますよ。一緒にいる時間が多くなったんでね。そう、わりとボクら仲いいんです(笑い)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース