「無傷で残してもらえた」渡辺美奈代さん卵巣のう腫を語る

公開日: 更新日:

■かつては検査から逃げ回っていた

 この卵巣のう腫の手術以降、いろいろな検査を受けるようになりました。乳がんはもちろんですし、大腸や胃カメラには今や母と夫と3人で行っています。それまでは病院自体が好きではなく、検査から逃げ回っていたんです。周りに勧められても、特に大腸検査なんて「元アイドルだからそんなことできない」と言って回避していました(笑い)。

 卵巣のう腫に関しては、女性なら18歳でも発症すると聞きました。何しろ症状がないのが特徴なので検診が大切なのだと、婦人科の先生もおっしゃられています。ですから、「何かのお役に立てるなら」とSNSで病気を公表しました。すると、「美奈代さんが手術したと知って検診に行ってきました」とか「今まで勇気が出なかったけど私も行きます」という声があって、とてもうれしかった。公表してよかったと思っています。

 10代で婦人科に行くのはなかなかできないと思うので、お母さんがお嬢さんを誘って一緒に検査するのが一番いいのかな。私も引き続き定期的な検診を欠かさないようにします。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ