血液サラサラ成分豊富なサバ缶は汁ごと使うのがポイント
記者は筋肉量アップのために、タンパク質摂取を日々の食事で意識している。ほぼ毎日食べている食品のひとつが、サバだ。
サバは、魚の中では高タンパクの食品。スーパーでよく売られているサバは、マサバ、ゴマサバ、大西洋サバ(総菜などに使われる)だが、マサバはタンパク質量20・6グラム(100グラム中=以下同)、ゴマサバは23グラム、大西洋サバは17・2グラム。カロリーはゴマサバが一番低く(146キロカロリー)、一番高い大西洋サバはゴマサバの2倍以上のカロリーがある。
ただ、生のサバを毎日食べようと思うと、新鮮な魚を買いに行き、調理をし……と大変だ。だから記者が大いに活用しているのはサバの水煮缶。骨ごと食べられ、そのままでも、調理してもOKな上に、生のサバを調理したものに負けず劣らずおいしいのがありがたい。
サバには、血液中の余分なコレステロールや中性脂肪を肝臓に運んで血管をきれいにし、善玉コレステロールを増やす不飽和脂肪酸DHA、EPAが豊富。サバ缶にももちろん含まれている。汁に栄養成分が溶け出ているため、缶詰は汁ごと使うのがポイントだ。