もともと仲の良いカップルはコロナ感染拡大で性交回数が増加

公開日: 更新日:

 一方、全体の過半数を占めた「平時は月1~9回」の群は、減少傾向にあった。「月0回」と答えた人も増えた。テレワーク層と非テレワーク層のセックスについては、大きな変化はなかった。

「イタリアの研究では、男性の方が性欲減退を感じていましたが、日本のTENGAの研究では女性で顕著な減少が見られました」

 女性全体では、平時の性欲の強さ4(平均値=10が最も強く、1が最も弱い)が、2月以降は3・6~3・7に。男性全体ではあまり影響を受けていないという結果で、「7都道府県・独身・ひとり暮らし」という条件の男性ではむしろ上昇傾向にあった。

「私はカウンセラーと一緒にカップルカウンセリングも行っています。カウンセラーの話では、もともと仲が良いカップルではコロナ禍で結びつきが強まり性行為の増加につながっている。しかし家庭内に鬱積したものを抱えており、性行為もないカップルでは、性行為の機会は一層失われ、カップルによっては身体的・精神的DVに陥りやすい可能性もあるとのことです」


 明日は、コロナと精子の質の関係について取り上げる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」