4月29日までにコロナワクチン接種後の死亡1710件 厚労省が報告
厚労省は5月13日、新型コロナワクチンの接種と副反応との関連性を議論する専門部会を開催した。
同会に提出した資料によると、予防接種を開始した2021年2月17日から2022年4月17日までに新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例は1690件(ファイザー社製1549件でうち3回目113件、モデルナ社製140件で3回目は70件、アストラゼネカ社製1件)。その後、4月29日までに20件(ファイザー社製14件、モデルナ社製6件)の報告があった。
つまり、予防接種開始以来、437日で1710件(ファイザー社製1563件、モデルナ社製146件、アストラゼネカ社製1件)の死亡が報告されたことになる。1日当たりでは3.9人になる計算だ。
ちなみに前回調査の1667件(2021年2月17日~2022年4月1日)と今回調査の1710件(2021年2月17日~2022年4月29日)を比べると、43件増えたことになる。
専門部会では2022年4月17日までに報告された1690件の死亡とワクチン接種との関連について、α(ワクチンと死亡との因果関係が否定できないもの)、β(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)、γ(情報不足などによりワクチンと死亡の因果関係が評価できないもの)と評価している。