熱中症にならないためには1日3回の「体温測定」が効果的
熱中症になる人は自分が熱中症だとは思っていません。これでは、体を冷やしたり水分補給はできませんから、体温を測って上昇していたら、その段階で手を打つべきなのです。
心臓トラブルをはじめ基礎疾患を抱えている人は、健康な人に比べると“手を打てるまでの時間”が短いといえるので、なおさら注意しなければなりません。だからこそ、熱中症のサインになる体温の測定はより重要になります。
ただし、心筋梗塞や心臓弁膜症などで心機能が低下している人は、水分を取り過ぎると心不全につながります。細かい調整が必要なので、万が一に備えて担当医に確認しておきましょう。
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