寝具製作技能士・大郷卓也氏が教える「体がよろこぶ寝姿勢がつくれれば朝までぐっすり」
起きたときに「肩が痛い」「腰が痛い」というのは、長時間ずっと同じ姿勢で眠っているために起こる。
「気持ちよい朝を迎えるためには、体がよろこぶ“寝姿勢”が大切です」
こう話すのは、国家資格「寝具製作技能士」で、富山県で創業明治41年の布団店「寝装の大郷 ねむり家」を営む大郷卓也さん。
「ぐっすり眠るためには『枕』はとても重要なアイテムです。海外製の安価な枕も流通していますが、たかが枕と思ってはいけません。寝ているときに敷布団やマットレスと、頭部・頚部のすき間を埋めてくれる枕をぜひ選んでいただきたい。もちろん、すき間は体形や性別などによって人それぞれ。靴や洋服に自分のサイズがあるように、自分に合った枕を選びましょう」