コロナワクチン健康被害 厚労省が新たに184人の医療費・医療手当を認定
今回の審議結果を含む新型コロナワクチンに関する累積の申請受理件数は6719件、うち認定件数は1829件、否認件数は219件、現在の保留件数は32件となった。ちなみに、同分科会は否認理由を「①予防接種と疾病との因果関係について否定する論拠がある②疾病の程度は、通常起こりうる副反応の範囲内である③政令に定められる障害の状態に相当しない④因果関係について判断するための資料が不足しており、医学的判断が不可能である」と分類している。今回否認の28件については①6件、②21件、①②1件を否認の理由に挙げた。同分科会は認定にあたっては、個々の事例ごとに、「厳密な医学的因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象」との考えに基づき審査しているとしている。