学校でのマスク着用義務化の効果は? スイスの研究チームが報告
その結果、新型コロナウイルスが含まれたエアロゾル検体の割合は、マスク着用を義務化した期間で7.1%だったのに対して、義務化を解除した期間では、8.1%でした。
また、1日平均エアロゾル濃度は、マスク着用の義務化によって69%、統計学的にも有意に低下しました。
新型コロナウイルスの感染リスクについても、マスクの着用を義務化した期間で81%、統計学的にも有意に低下しました。
論文著者らは「マスク着用の義務化によって、エアロゾルの濃度を空気清浄機よりも低下させる効果が期待でき、感染リスクの低減につながる」と結論しています。