おせち料理は糖質たっぷり…「お正月糖尿病」を避けるにはどうしたらいい?
■箸をつけるだけで普段の食事を
糖尿病専門医で「しんクリニック」(東京・蒲田)の辛浩基院長が言う。
「おせち料理は年に1度の縁起物ですから食べないわけにはいきませんが、血糖値が気になる人や糖尿病の人は、糖質の多い栗きんとんなどは控えめにした方がいい。できたらおせち料理は箸を付ける程度にして、普段の食事を取るようにしましょう。雑煮は野菜を多くしてもらって、お餅は1食1個のみにしたいものです。また、お正月だからといって家でゴロゴロせずに、地元の神社に初詣に行くなどして体を動かすことが大切です」
正月明けに血糖値が上がり、糖尿病予備軍になったり、糖尿病を発症した、ということにならないよう、気をつけたいものだ。