夜中のジュースやアイスクリームが「夜型幼児」をつくる…日本人の母親6000人調査で判明

公開日: 更新日:

 研究対象は3~8歳の子供の母親6177人(男の子3089人、女の子3088人)。子供の性別、年齢、身長、体重の基本情報のほか、睡眠については、平日起床時間と目覚ましアラームの利用の有無、目覚ましアラームを使用しない週末・休日・平日の入眠時間などを調べた。

 夜食については「日本の幼児の間食習慣に関する調査」で上位にランクインした12種類(ジュース、アイスクリーム、チョコレート、せんべい、果物、フライドポテト、キャンディー、プリン・ゼリーなど)を選定。夜食の種類と睡眠時間や質との関係を調査したという。

「結果は、夜食の習慣のある幼児は、そうでない幼児に比べて就寝・起床ともに遅く、睡眠時間が遅いことがわかった。また、睡眠時間が遅い子供は、スナックとしてジュースやアイスクリームなど砂糖入り飲料を選択する可能性が高く、それらを頻繁に消費する傾向にあることがわかりました」

 なぜ、ジュースやアイスクリームなど糖質の多い夜間のおやつが問題なのか?

「高血糖、高脂肪の夜食は、翌日の朝食による体内時計のリセット力を弱めてしまうからです。それは子供の夜行性習慣の一因となり、概日リズムを乱す可能性があります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 3

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  4. 4

    自己最多47号の大谷“独り勝ち”まである…防御率「30球団中26位」投壊ドジャースを襲うポストシーズン敗退危機

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

  2. 7

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  5. 10

    高松商・浅野翔吾“清原超え”でスカウトこぞってドラ1評価!「走る筋肉ダルマ」の心技体