夜中のジュースやアイスクリームが「夜型幼児」をつくる…日本人の母親6000人調査で判明

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 研究ではほかにも夜におやつを取ると就寝時間までのスクリーンタイムが長くなる傾向と関連していることなども明らかにした。

「つまり、幼児を夜型にしないためには夕食後の間食をやめ、スクリーンタイムを規制することが重要です。とくにジュースとアイスクリームなどの高糖質・高脂肪食には注意が必要です」

■小学生の7.8%が抑うつ状態

 そもそも夜型という概日リズムの乱れは、肥満糖尿病、慢性腎症などの疾患のリスクを上げる可能性があることがわかっている。また、幼児期では神経発達や認知機能に影響を与える可能性が指摘されている。

 例えば5歳時を対象とした実験では、不規則な生活習慣を持つ子供は、規則正しい子供に比べて正確な三角形を描けない可能性が6倍高く、睡眠不足が認知機能の遅延と関係していると示唆されている。睡眠不足の原因はさまざまで、塾、スマホ、ゲーム、さらには新型コロナなどの感染症の影響などが挙げられているが、論文が指摘する「幼児期の夜のおやつ習慣」との関係はないのだろうか。

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