中高生に超低用量ピルのススメ…毎月の生理が子宮内膜症や卵巣がんのリスクを上げる

公開日: 更新日:

「親がこれらの思い込みから『ウチの子にピルなんて!』と頑なに拒否するケースが多い。月経痛がひどく保健の先生から勧められてピルを飲み始めた中高生が『親に取り上げられた』と泣いて訴えるケースもあります」

 今のピルの正しい知識は次の通りだ。

■安全な超低用量ピルが登場している

 ピルには、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類のホルモンが含まれている。

「エストロゲンは長期間、または大量の使用で血栓症のリスクを上げますが、開発が進み、エストロゲン量が少ない低用量ピル、さらにもっと少ない超低用量ピルが登場。保険適用で使える超低用量ピルは、中高生にも勧めています」

■エストロゲンを含まない薬も登場している

 超低用量ピルは少ないとはいえエストロゲンが含まれているが、「黄体ホルモンのみの薬も月経困難症、子宮内膜症に対し承認されています」。

■避妊目的ではない

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか