<68>勝新のギャラは大映の二枚看板となって跳ね上がった
勝プロダクションは、勝新太郎の放漫経営で破綻した。飲み代は年間1億円といわれ、制作費も湯水のごとく使う。足りなくなれば、常務(当時)の真田正典が方々からかき集めた。そんな行き当たりばったりのやり方で会社が回るわけがない。
勝が金に無頓着なのは、もともとの性格もあったのだ…
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